雑記

2008年7月 7日 (月)

はじめに

20世紀の偉大な小説家、ウラジーミル・ナボコフは次のように述べている。

芸術の魔法にどっぷりと身を浸すために、賢明な読者は天才の作品を心や頭で読まず、背筋で読む。たとえ読むあいだ、少々超然とし、少々私心を離れていなくてはならないとしても、秘密を告げるあのぞくぞくとした感覚が立ち現れるのは、まさにこの背筋においてなのである。

『ヨーロッパ文学講義』、TBS ブリタニカ、p. 9

また、そのためには「なによりも細部に注意して、それを大事にしなくてはならない」(同上、p. 3)と述べている。

このブログは、ナボコフの上記の言葉に従って『恋愛白書パステル』を精読していく、というただそれだけのものである。読者の皆さまにも、パステルの魅力を知っていただければ、これに勝る喜びはない。

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